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日本カメラ博物館特別展

独創技術の玉手箱
〜ペンタックス展〜

開催期間:2006年2月7日(火)〜6月18日(日)


 

手ぶれ補正機構内蔵のデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K100D」(2006年7月下旬発売)展示中

PMA,PIE2006に参考出品された
「PENTAX 645 Digital(仮)」,「1000万画素レンズ交換式デジタル一眼レフカメラ」展示中



左から  
アサヒフレックス
ペンタックス645
アサヒペンタックス オート110
アサヒペンタックス6×7
ペンタックス*ist D
1952(昭和27)年
1984(昭和59)年
1979(昭和54)年
1969(昭和44)年
2003(平成15)年


1919(大正8)年、現在の「ペンタックス」の起源となる「旭光学合資会社」が誕生しました。
当初は眼鏡用レンズや映写用レンズを製造していましたが、1938(昭和13)年、旭光学工業株式会社を 設立し、スチルカメラ用レンズ、双眼鏡など各種光学機器を手がけるようになりました。
その後、スチルカメラの製造を計画するにあたり、当時はまだ特殊用途向けのカメラとして位置づけられていた「一眼レフカメラ」に着目し、1952(昭和27)年に国産最初の35ミリ判一眼レフカメラ「アサヒフレックス機廚鯣売しました。

以降も一眼レフカメラをより使いやすいものとするために、レフレックスミラーの自動復元化やペンタプリズムファインダーの採用など、一眼レフカメラ各部の機構改良に力を注ぎました。
そして、普及価格で人気を博した「アサヒペンタックスS2」や、TTL露出計を内蔵した「アサヒペンタックスSP」、TTL方式のAE(自動露出)機構と電子シャッターを採用して露出の自動化を進めた「アサヒペンタックスES」、本格的な「システムカメラ」として長期に渡り販売された「ペンタックスLX」など人々に親しまれた機種を次々と送りだして一眼レフカメラの普及に努めました。

また、同社は60×70ミリの画面サイズを持つ「アサヒペンタックス6×7」をはじめとして、画面サイズ13×17ミリの「アサヒペンタックス オート110」など、さまざまな分野に対応する一眼レフカメラを各種発売し、「一眼レフのペンタックス」として親しまれてきました。
2002年には社名もペンタックス株式会社となり、翌年発売の「ペンタックス*ist D」などレンズ交換式デジタル一眼レフカメラも手がけています。

今回の特別展では、ペンタックス株式会社の協力を得まして、カメラの歴代主要製品を展示するほか、試作品、モックアップなど貴重な資料を展示・紹介いたします。


● 展示予定機種(その一部をご紹介)

  • アサヒフレックス機。隠坑毅押幣赦贈横掘貿
    国産最初の35ミリ判一眼レフカメラ。1954(昭和29)年には撮影後にレフレックスミラーが復元する機構を採用した「アサヒフレックス僑臓廚眸売され、その後の一眼レフカメラ隆盛の原点となった。

  • アサヒペンタックスSP 1964(昭和39)年
    絞り込み測光式のTTL露出計を内蔵した35ミリ判一眼レフカメラ。露出計を内蔵していることに加えて、シンプルな機構と操作性の良さで絶大な人気を博した。

  • アサヒペンタックス6×7 1969(昭和44)年
    60×70ミリの画面サイズを持つ一眼レフカメラ。形態や操作性を35ミリ判一眼レフカメラに近づけたことで、機動力の高い中判一眼レフカメラとして絶大な支持を得てロングセラーモデルとなった。

  • アサヒペンタックスES 1971(昭和46)年
    AE(自動露出)機構と電子シャッターを採用した一眼レフカメラ。AE機構はシャッタースピードを制御する絞り優先式を採用した。またTTL測光方式をそれまでの絞り込み測光から開放測光へと改めた。

  • アサヒペンタックスK2 1975(昭和50)年
    それまでの同社の35ミリ判一眼レフカメラシリーズで採用されていたレンズマウントをM42スクリューマウント(プラクチカマウント)からバヨネット式の「Kマウント」に改めた機種。金属製縦走行式フォーカルプレンシャッターを備える。

  • アサヒペンタックス オート110 1979(昭和54)年
    110フィルムを使用するTTL方式AE(自動露出)一眼レフカメラ。画面サイズは13×17ミリ。専用交換レンズやエレクトロニックフラッシュ(ストロボ)などが用意され、本格的な極小型システムカメラとして人気を博した。

  • ペンタックスLX 1980(昭和55)年
    本格的な「システムカメラ」として誕生した35ミリ判一眼レフカメラ。プロ写真家の使用を視野に入れた防塵防滴性能の高いボディ構造を持つ。21年もの長期に渡って販売された。

  • ペンタックスME−F 1981(昭和56)年
    世界で最初にTTLオートフォーカス(自動焦点・AF)機構を採用した一眼レフカメラ。ボディ内にAFセンサーを設け、モーターを内蔵した専用ズームレンズと組み合わせることによってAF撮影が可能であった。

  • ペンタックス645 1984(昭和59)年
    画面サイズ45×60ミリの一眼レフカメラ。ファインダーやフィルムバックを固定式としたかわりに携行性の高いボディを実現した。多種類のAE(自動露出)撮影モードを備えている。

  • ペンタックス ズーム70デート 1986(昭和61)年
    35〜70ミリのズームレンズを内蔵するとともに、焦点距離の移動に対応したファインダーやエレクトロニックフラッシュ(ストロボ)を採用した、「電動ズーム内蔵コンパクトカメラ」の定義を確立した機種。

  • ペンタックスSFX 1987(昭和62)年
    ペンタプリズム部に収納式の小型エレクトロニックフラッシュ(ストロボ)を内蔵した35ミリ判オートフォーカス(自動焦点・AF)一眼レフカメラ。また大型の液晶情報パネルも備えている。

  • ペンタックス*ist D 2003(平成15)年
    世界最小・最軽量(発売当時)のレンズ交換式デジタル一眼レフカメラ。CCDはAPSのCサイズに相当する大きさを持つ。有効画素数は610万画素。

  • ペンタックス オプティオS 2003(平成15)年
    3倍ズームレンズを組み込みながら、一部のレンズ系を光軸から移動させて収納する「スライディング・レンズ・システム」を採用し、薄型で小型・軽量化を達成したデジタルカメラ。有効画素数は320万画素。

  • アサヒペンタックス メタリカ(試作機) 1966(昭和41)年
    絞り優先式のAE(自動露出)機構を持つ試作機。1971(昭和46)年に発売された「アサヒペンタックスES」の基礎となった。同時にシャッタースピード優先式AE機構を持つ「アサヒペンタックスメモリカ」も製作され比較検討が行なわれた。
※ここに記載したカメラ名は展示予定機種の一部です。

タイトル 日本カメラ博物館特別展
 「独創技術の玉手箱」 〜ペンタックス展〜
開催期間 2006年2月7日(火)〜6月18日(日)
出品点数 カメラ:約250点
その他アクセサリー、用品、資料等
常設展等 常設展として「日本の歴史的カメラ」約300点も展示
※博物館展示スペースの一角を日本の各メーカーに提供する「日本カメラ新製品コーナー」の展示も開催
講演会 「ペンタックスカメラ開発ドキュメンタリー」 
(講師:鈴木實氏、野村博氏)
2006年4月15日(土) 13:00〜15:30 ※終了しました
図録販売 今回展示される作品を収めた図録を制作し、博物館受付にて販売します。または通信販売もご利用いただけます。
展示協力 ペンタックス株式会社
開館時間 10:00〜17:00
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日)
および年末年始など当館が定める休館日
入館料 一般 300 円、小・中学生 無料
団体割引(10名以上)一般 200 円
所在地 102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCII 一番町ビル(地下 1 階)
交通機関
東京メトロ半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
東京メトロ有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
都営バス「都03 グリーンライン(四谷駅=半蔵門=日比谷=銀座四 =晴海埠頭)」半蔵門停留所下車 徒歩 4 分

駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮くださいませ。
JR東京駅からは、東京メトロ丸の内線東京駅→大手町駅にて半蔵門線に乗り換えると便利です。

※詳細は「アクセス・利用案内」のページをご覧下さい。
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*文中の会社名、製品名は、各社の商標、登録商標です。
*文中の製品名は、各社の正式な社名、商号と必ずしも一致いたしません。

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