2025年10月のおすすめ
以下の図書は、関連資料のごく一部です。JCIIライブラリーで閲覧できます。このほかにも、日本カメラ博物館、JCIIフォトサロンで開催している展示に関係する多くの資料を所蔵しています。
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日本カメラ博物館 特別展
関連資料(一部)
2025年9月30日(火) ~ 2026年2月1日(日)
書名・叢書名:『戦場カメラマン 沢田教一の眼』
著者:沢田教一 / 斉藤光政 編
出版:山川出版社
発行年:2015年
戦場カメラマンとして知られる沢田教一は「人々の暮らしの中にこそ真実がある」として、ごく普通の人々の何の変哲もない日常風景にも目を向けていた。アジア各地や青森在住時代の未発表カラー写真を多数掲載。
書名・叢書名:『地雷を踏んだらサヨウナラ(講談社文庫)』
著者:一ノ瀬泰造
出版:講談社
発行年:1985年
1972年にカンボジアで取材を開始し、ベトナムから再びカンボジアに入り消息を絶つまでの一ノ瀬泰造の軌跡を追った写真・書簡集。1978年に単行本として刊行。本書はその文庫版。
書名・叢書名:『密封されたフィルム 日本人カメラマン12年のベトナム総集』
著者:エヴァプレス・インタナショナル 編
出版:紀伊國屋書店
発行年: 1979年
ベトナム戦争を取材した沢田教一・一ノ瀬泰造など、日本人報道カメラマンの作品約720点を掲載。1975年の戦争終結までの戦場や、戦時下の日常などを追った写真集。
JCIIフォトサロン 写真展
関連資料(一部)
2025年9月30日(火)~ 10月26日(日)
書名・叢書名:『戦場 沢田教一写真集』
著者:毎日新聞社 編
出版:毎日新聞社
発行年:1971年
ベトナム戦争取材中の沢田教一が1970年10月、カンボジアで亡くなった直後にまとめられた作品集。代表作である『安全への逃避』『敵を連れて』など、当時所属していた通信社・UPIを通じ、世界に配信された写真で構成。
書名・叢書名:『ライカでグッドバイ カメラマン沢田教一が撃たれた日』
著者:青木冨貴子
出版:文藝春秋
発行年:1981年
沢田教一が襲撃されて亡くなるまでの足跡を追った評伝。沢田教一ゆかりの地を訪ね、同時代に活躍したジャーナリストなどのインタビューを軸にまとめた。1984年(文藝春秋)・2013年(筑摩書房)に文庫版刊行。
書名・叢書名:『サワダ 遺された30,000枚のネガから 青森・ベトナム・カンボジア』
著者:沢田サタ 監修 鍵和田良輔 他編
出版:くれせんと
発行年:1990年
生前の沢田教一は、UPIで保存期間を過ぎ処分される自身撮影のネガを回収し保存していた。それら作品と、アマチュア時代に撮影した作品などをあわせて構成。「戦場カメラマン」だけではない写真に対する姿勢が見える。
掲載日:2025年9月30日(火)