日本カメラ博物館 講演会

日本カメラ博物館講演会「コレクターから見たカメラデザイン」

開催日:2010年4月24日(土)

講師:伊藤 二良氏
カメラ研究家

受講料:300円(友の会会員は無料)
※受講券提示でお一人様一回のみ博物館入館が無料


日本カメラ博物館では、6月20日(日)まで開催の特別展「カメラとデザイン」に関連して、講演会「コレクターから見たカメラデザイン」を開催いたします。

特別展「カメラとデザイン」は、国内外の著名デザイナーやエンジニアが関わったカメラや、ファッションブランドとのコラボレーションモデル、カラーバリエーションモデルなど、“カメラとデザイン”をテーマに個性豊かなカメラを展示し、デザインから見たカメラの魅力を紹介するものです。

本講演は、3月27日開催のキヤノン総合デザインセンター田中昇氏講演に引続く第2弾として、カメラ研究家の伊藤二良氏に「コレクターから見たカメラデザイン」をテーマに語っていただきます。伊藤氏は、1996~2008年まで月刊「写真工業」で次世代にカメラの使い方を残すことを目的として『写して楽しむクラシックカメラ』を連載しました。

今回の講演では、コレクターとしての視点から、カメラのデザインが重視されるようになったのはいつごろからだったか、ロールフィルムの登場とカメラデザインの関連、流行に乗ったアールデコのカメラデザイン、ライカとコンタックスのカメラデザイン、ツァイス・イコンとコダック高級機の競争、第二次大戦後の工業デザイナーが関与したカメラデザイン、メカニズムからエレクトロニクス時代のカメラなどと、時代を追いながら実機を前にお話をしていただきます。

講演は、カメラ、写真愛好家はもとより、カメラ開発に携わる若手技術者から、広範なインダストリアルデザインに関係した方々にも興味を持っていただける内容になっております。


伊藤 二良 (いとう つぐよし)氏 略歴

1936年東京生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒。日本テレビに入社しフィルム、ビデオの番組制作や機器開発に従事。退職後はフリーランスに。社団法人日本映画テレビ技術協会会友、ISO/TC36(映画)国内協議会事務局長、ISO/TC42(写真)スペシャリスト。写真工業出版社から「写して楽しむクラシックカメラ」Part1からPart3までのほか、スチルカメラ、映画関連著書多数。


開催概要は以下のとおりです。

[開催概要]
  • タイトル
    日本カメラ博物館講演会
    「コレクターから見たカメラデザイン」
  • 講師
    伊藤 二良(いとう つぐよし)氏
    カメラ研究家
  • 開催日時
    2010年4月24日(土曜日)午後1時~3時 (12時30分開場予定)
  • 場所
    東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル 6階会議室
    (東京メトロ半蔵門線半蔵門駅下車4番出口より徒歩1分)
  • 応募方法
    日本カメラ博物館にて直接受付、または電話にて受付
    お申込み・お問合せ先:03-3263-7110
  • 定員
    160名
  • 受講料
    300円(日本カメラ博物館友の会会員は無料)
    ※受講券提示でお一人様一回のみ博物館入館が無料