みんなもカメラはかせ!

カメラの歴史① 「カメラのはじまり ~カメラって何?~」

カメラのはじまりは、なんと壁(かべ)に穴が開いただけの暗い部屋(へや)でした。
それは紀元前(きげんぜん)に「カメラ・オブスキュラ」と呼ばれたもので、カメラは
「部屋(へや)」、オブスキュラは「暗い」という意味です。
四角い部屋の壁(かべ)にひとつ小さな穴を開け、この穴から入った光が反対側(はんたいがわ)の壁(かべ)に届くと、外の景色(けしき)が映るのです。
壁(かべ)にあいた穴から入った光が反対側(はんたいがわ)の壁(かべ)に届くと、外の景色がさかさまに映ることを発見した記録(きろく)です。
てんじょうのレンズから入ってきた光が、外の景色をテーブルに映し出すところをみんなで見ています。

時代(じだい)が進むと、それはもっと小さく持ち運べるサイズの箱になりました。小さな穴の代わりにレンズが付き、箱の中に入ってきた光をすりガラスに映し、そこに映った景色を紙に写し取ると、本物そっくりの絵がかけるため、画家(がか)たちが写生用(しゃせいよう)に使っていました。

画家さんが箱の中に映った絵を写し取っています。

その箱はさらに改良(かいりょう)され、箱の中に映った景色を人間が写し取るのではなく、科学的(かがくてき)な方法で写し取るために、多くの人々が研究(けんきゅう)をかさねました。
そして1826年にフランスのニエプスという人が8時間もかけて1枚の写真をとったのが、写真の始まりとされています。

これがそのときにニエプスが撮った「ル・グラの自宅窓からの眺め」という写真だよ!

1839年、フランスのダゲールという人がダゲレオタイプ(銀板(ぎんばん)写真)について発表(はっぴょう)し、発売(はつばい)された「ジルー・ダゲレオタイプ・カメラ」が世界で初めて発売(はつばい)されたカメラです。
ちなみにこのカメラは世界に数台しか残っていませんが、日本カメラ博物館(はくぶつかん)ではそのうちの1台を展示してありますので、ぜひ見に来てくださいね!

これがジルー・ダゲレオタイプ・カメラです。

掲載日:2005年1月1日(土)