JCIIライブラリー

JCII 日本カメラ博物館 JCIIライブラリー収蔵資料展:アルス―『カメラ』とその周辺―

 

日本カメラ博物館 JCIIライブラリー収蔵資料展

アルス

―『カメラ』とその周辺―


開催期間:2015年12月1日(火)~12月24日(木)

イギリスカメラ展

アルスが刊行した写真雑誌創刊号各種
(中央)   『カメラ』1921年4月号
(左から)  『芸術写真研究』1922年5月号・『カメラマン』1927年1月号・『月刊ライカ』1934年1月号
『カメラクラブ』1936年10月号・『写真文化』1941年1月号・『写真科学』1943年11月号
『特集CAMERA』 第1集(1949年1月)・『写真の教室』1951年6月号・『カメラクラブ』1953年1月号

アルスが発売したカメラ・写真用品・写真薬品
(左から) アルゼン(1938年)・佐和式露出計算尺(1933年)・アルス酸性ハイポ(1950年)

 
日本カメラ博物館 JCIIライブラリーでは、2015年12月1日(火)から12月24日(木)まで、JCIIクラブ25で収蔵資料展「アルス―『カメラ』とその周辺―」を開催します。

文芸出版社であったアルスは、アマチュア写真が盛んになった大正期に月刊写真雑誌『カメラ』を創刊しました。芸術写真から新興写真へと表現や使用機材が移る中で、「趣味写真」「好事写真」への穏健な姿勢と多様な記事で多くの読者を得ました。戦時下では1940年末の雑誌統廃合により『写真文化』に巻次を引き継ぎ、1943年には『写真科学』に改編されながら命脈をつなぎました。終戦後はいち早く復刊し、土門拳や木村伊兵衛が月例審査を担当するなど「リアリズム写真運動」の舞台にもなりました。やがて起った趣味写真のブームによって、写真雑誌が次々と創刊して激しい競争となり、1956年8月に休刊しました。
『カメラ』とその周辺を追うと、高桑勝雄、鈴木八郎、勝田康雄、北野邦雄、伊藤逸平、桑原甲子雄、藤川敏行、永井嘉一など、日本の写真界を牽引した写真ジャーナリストを多数輩出していたことに気づかされます。
またアルスは『芸術写真研究』、『月刊ライカ』、『カメラクラブ』など、幅広い層に向けた各種の写真雑誌や講座集、単行本など多数の写真書刊行に加え、写真用品や薬品、そして写真機材の開発や販売までも手掛けて、日本の写真文化形成に極めて大きな役割を果たしました。

本展示では大衆アマチュア写真の文化が花開いた大正時代から戦中、戦後を経て、日本製カメラが世界に向けて飛躍を遂げつつあった昭和30年代までの約40年間に、日本の写真文化形成に極めて大きな役割を果たした出版社アルスの写真分野について、写真雑誌『カメラ』を中心に実誌や関連資料を交えて展示・紹介いたします。

タイトル 日本カメラ博物館 JCIIライブラリー収蔵資料展
アルス―『カメラ』とその周辺―
開催期間 2015年12月1日(火)~12月24日(木)
展示品 大正時代から昭和30年代までの約40年間に、日本の写真文化形成に大きな役割を果たした出版社「アルス」の写真分野について、同社が刊行した写真雑誌『カメラ』の変遷を中心に実誌や関連資料を交えて紹介、解説。
開館時間 10:00~17:00
 

所在地:102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル

交通機関

  • railway東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
  • railway東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
  • bus都営バス「都03 (四谷駅 - 半蔵門 - 日比谷 - 銀座四 - 晴海埠頭)」
  • bus都営バス「宿75 (新宿駅西口 - 東京女子医大前 - 四谷駅前 - 半蔵門 - 三宅坂)」
    半蔵門停留所下車 徒歩 4 分

  • 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
  • 日本カメラ博物館とJCIIフォトサロンの入り口は異なりますのでご注意ください。
  • 日本カメラ博物館へご来館の際は、お足もとが不自由な旨ご連絡いただければ、エレベーターにてご案内いたします。
  • JR東京駅からは、railway東京メトロ丸の内線東京駅→大手町駅にて半蔵門線に乗り換えると便利です。