写真展

齋藤康一作品展「先輩・後輩・仲間たち」

開催期間:2008年1月7日(月)2008年2月3日(日)
立木義浩さん
硬派な見かけとは違い実に繊細な人
(c)齋藤 康一

 JCIIフォトサロンでは、来る2008年1月7日(月)から2月3日(日)まで、齋藤康一作品展「先輩・後輩・仲間たち」を開催いたします。

 齋藤氏は人物写真の第一人者として知られ、これまで40年以上にわたり各界の著名人のポートレートを撮影してきました。本展では、「写真家」を被写体に1992年から『日本フォトコンテスト』に6年間掲載した「先輩・後輩・仲間たち」のシリーズと、これをまとめた写真集『先輩・後輩・仲間たち』(日本写真企画,1998年)の中から、自選の作品約80点(すべてモノクロ)をご覧いただきます。

 モノクロ写真の特徴を最大限に活かし、被写体の存在感や表情の機微を捉え続けた氏のポートレートは、写真家が写真家を撮った作品ならではの緊張感と親密さに満ちています。カラー写真が主流だった雑誌連載当時に、あえてモノクロにこだわって編み上げた貴重なこの”写真家列伝”を、写真家同士の交友録として、氏の代表作の一つとして、また10年前の懐かしいアルバムとして、さまざまな角度からお楽しみいただければと思います。

 齋藤氏が綴った各作家にまつわるエピソード・エッセイと共に、ぜひ会場でごゆっくり作品をお楽しみください。

 

●齋藤 康一 (さいとう こういち)
1935年東京生まれ。1960年日本大学芸術学部写真学科卒業。在学中より林忠彦氏、秋山庄太郎氏の助手をつとめ、卒業後フリーランスとなる。「この人・この時」「中国にて」「蘇州にて」「雲南便り」「上海’92-’93」「北京’95-’96」「先輩・後輩・仲間たち」等の個展を開催する。『平和への行脚』『蘇州にて』『上海’92-’93』『北京’95-’96』『花・人物・風景を撮る』『昭和の肖像』等著書多数。昭和63年度日本写真協会年度賞受賞。現在まで約800 組の人物組写真を撮影、発表。日本写真家協会会員、日本写真協会会員、六の会同人、JCIIフォトクリニック講師。

 

タイトル

齋藤康一作品展「先輩・後輩・仲間たち」

開催期間

2008年1月7日(月)~2月3日(日)

展示内容

40年以上の長きにわたり、人物写真の第一人者として各界の著名人約3,000人のポートレートを撮影してきた齋藤康一氏。本展ではその膨大な作品の中から、被写体を写真家に絞ったシリーズ「先輩・後輩・仲間たち」に収められた約80点(すべてモノクロ)の作品を紹介します。
1992年から6年間『日本フォトコンテスト』誌上に連載され、1998年に写真集『先輩・後輩・仲間たち』(日本写真企画)としてまとめられたこのシリーズは、写真家による貴重な写真家列伝であり、懐かしい10年前のアルバムであり、写真家同士の輝かしい交友録でもあります。齋藤氏だからこそ育み得た写真家たちとの交友関係と、氏だけが捉え得た諸氏の素顔を、先輩・後輩・同輩それぞれの表情を通してご覧いただきます。モノクロフィルム写真にこだわって作り上げられた本作が持つ、独特の味わいをお楽しみください。

展示点数

約80点(全作品モノクロ)

図録販売

今回展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロン受付にて販売します。または通信販売もご利用いただけます。

図録はこちら

開館時間

10:00~17:00

休館日

毎週月曜日(祝・祭日の場合は開館)

入館料

無料

所在地:102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル

交通機関

  • railway東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
  • railway東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
  • bus都営バス「都03 (四谷駅 – 半蔵門 – 日比谷 – 銀座四 – 晴海埠頭)」
  • bus都営バス「宿75 (新宿駅西口 – 東京女子医大前 – 四谷駅前 – 半蔵門 – 三宅坂)」
    半蔵門停留所下車 徒歩 4 分

  • 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
  • 日本カメラ博物館とJCIIフォトサロンの入り口は異なりますのでご注意ください。
  • 日本カメラ博物館へご来館の際は、お足もとが不自由な旨ご連絡いただければ、エレベーターにてご案内いたします。
  • JR東京駅からは、railway東京メトロ丸の内線東京駅→大手町駅にて半蔵門線に乗り換えると便利です。