写真展

中村太郎作品展「-東京都府中第四小学校 1958~59-浦沢先生と多磨の子供たち」

開催期間:2009年3月31日(火)2009年4月26日(日)
(c)中村 太郎

 JCIIフォトサロンでは、来る2009年3月31日(火)から4月26日(日)まで、中村太郎作品展「-東京都府中第四小学校 1958~59-浦沢先生と多磨の子供たち」を開催いたします。

 中村太郎氏は、毎日新聞社写真部に在籍し37年間にわたり報道写真の分野で活躍されていました。1997年に退社された後はフリーランスとして写真を撮り続けています。中村氏独特の、撮影する環境に溶け込み、自然の流れの中でそっと撮るというカメラワークは被写体の警戒心を取り払い、あるがままの表情を写しだします。

 中村氏は東京写真短大(現東京工芸大学)に進んだ半年後、自身が小学校時代多大なる影響を受けた恩師、浦沢尚先生を訪ね、当時の勤務先であった東京都府中第四小学校の教室を撮影しました。

 そこに写されている小学生の日々の風景は、驚くほど自然で中村氏がどれほど教室に溶け込んでいたかを伺い知ることができます。またカメラが意識されていないことにより、その先にある先生と生徒の信頼関係や子どもたちのいたずら心など、繊細な情景までも見事に描写されています。

  これらの作品は、撮影からちょうど半世紀が過ぎた今、1950年代の日本の小学校を詳細に撮影した貴重な記録です。お弁当の様子や校庭でのダンス、遠足や身体検査など、その後の高度成長期を支え、現在の日本を担う団塊の世代の幼き日々を見てとることができます。

 本展示では、50年前の当時の文化や小学生の活き活きとした表情を記録した作品群、約80点(すべてモノクロ)をご覧いただきます。

中村 太郎(なかむら たろう)
1940年東京生まれ。1960年東京写真短大(現東京工芸大学)卒業。毎日新聞社(写真部)入社。出版写真部、写真部編集委員(日本報道写真連盟事務局長兼務/日本写真協会理事)。1997年フリーになる。日本写真協会会員。

<写真集>1971年「天皇皇后ヨーロッパご訪問記念写真集」(共著)毎日新聞社、1988年「さらば”心のふるさと”都立立川高校校舎写真集」桔梗山工房、1992年「鎌倉八百年」(共著)毎日新聞社、1995年「ポルトガル・夢紀行」桔梗山工房、1996年「宮沢賢治―幻想紀行」(共著)求龍堂、1998年「ねむの木のこどもたちとまり子さん」(文・宮城まり子)ねむの木学園、2000年「ミステリーの現場」(共著)毎日新聞社、2001年「真宗寺院の四季-筑前正行寺」(共著)春秋社、2003年「茂吉の山河」(共著)求龍堂、「第17回西金砂神社磯出大祭?」(公式写真集)(共著)八溝文化社、「東金砂神社磯出大祭?」(共著)八溝文化社、「西金砂神社磯出大祭?」(共著)八溝文化社。

<写真展>1979年「ある歌景色」銀座ニコンサロン、1983年「一人芝居・化粧」銀座ニコンサロン、1989年「さらば”心のふるさと”都立立川高校校舎写真展」新宿ニコンサロン、1995年「ポルトガル・夢紀行」富士フォトサロン(東京・福岡)、1996年「イーハトーブ」宮沢賢治記念館(花巻)/プランタン銀座アートギャラリー他、1998年~2000年「ねむの木学園・まり子さんと54人の子どもたち」新宿ニコンサロン/大阪ニコンサロン/東京都庁都政ギャラリー/喜多方プラザ文化センター(福島)、2000年「東京都青ヶ島1959」JCIIフォトサロン、2002年~2003年「宮沢賢治/幻想紀行」世田谷文学館/高知県立文学館、2002年「ペルーもう一度行きたい」フォトギャラリーシリウス(新宿)、2003年「茂吉の山河」齋藤茂吉記念館(山形県上山)、2004年「ミステリー小説の現場」コダックフォトサロン(銀座)、2005年「山形、好きです」富士フォトサロン(銀座)。

<受賞>1978年「ある歌景色」で`78年度東京写真記者協会賞、1981年「八代亜紀」で第1回日本雑誌写真記者会賞、1983年「まり子さんと50人の子どもたち」で第3回日本雑誌写真記者会賞、1991年「即位の礼パレード」で第11回日本雑誌写真記者会賞。

 

タイトル

中村太郎作品展「-東京都府中第四小学校 1958~59-浦沢先生と多磨の子供たち」

開催期間

2009年3月31日(火)~4月26日(日)

展示内容

中村太郎氏は、毎日新聞社写真部に在籍し37年間にわたり報道写真の分野で活躍。1997年退社後はフリーランスとして写真を撮り続けている。
氏は東京写真短大(現東京工芸大学)に進んだ半年後、自身が小学校時代多大なる影響を受けた恩師、浦沢尚先生を訪ね、当時の勤務先であった東京都府中第四小学校の教室を撮影した。そこに写されている小学生の日々の風景は、驚くほど自然で中村氏がどれほど教室に溶け込んでいたかを伺い知ることができる。またカメラが意識されていないことにより、その先にある先生と生徒の信頼関係や子どもたちのいたずら心など、繊細な情景までも見事に描写されている。これらの作品は、撮影からちょうど半世紀が過ぎた今、1950年代の日本の小学校を詳細に撮影した貴重な記録であり、その後の高度成長期を支え、現在の日本を担う団塊の世代の幼き日々を見てとることができます。 

展示点数

約80点(全作品モノクロ)

図録販売

今回展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロン受付にて販売します。または通信販売もご利用いただけます。

開館時間

10:00~17:00

休館日

毎週月曜日(祝・祭日の場合は開館)

入館料

無料

所在地:102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル

交通機関

  • railway東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
  • railway東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
  • bus都営バス「都03 (四谷駅 – 半蔵門 – 日比谷 – 銀座四 – 晴海埠頭)」
  • bus都営バス「宿75 (新宿駅西口 – 東京女子医大前 – 四谷駅前 – 半蔵門 – 三宅坂)」
    半蔵門停留所下車 徒歩 4 分

  • 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
  • 日本カメラ博物館とJCIIフォトサロンの入り口は異なりますのでご注意ください。
  • 日本カメラ博物館へご来館の際は、お足もとが不自由な旨ご連絡いただければ、エレベーターにてご案内いたします。
  • JR東京駅からは、railway東京メトロ丸の内線東京駅→大手町駅にて半蔵門線に乗り換えると便利です。