―スポーツ報道写真― 水谷章人作品展「HERO」

JCIIフォトサロンでは、来る2025年9月2日(火)から9月28日(日)まで、―スポーツ報道写真― 水谷章人作品展「HERO」を開催いたします。
水谷章人氏は、1965年に東京綜合写真専門学校を卒業し、フリーランスの写真家として活動を開始しました。山岳写真撮影中に出会ったプロスキーヤーの躍動と気迫に魅せられた氏は、初めての個展で「極限に挑むスキー」(富士フォトサロン、1970年)を発表します。スキーヤーをクローズアップで切り取った緊張感のある作品は注目され、あらゆる雑誌社からオファーが殺到しました。これをきっかけに、スキーのみならず様々なスポーツ選手を独特な作風で捉え続け、スポーツ写真界の巨匠として今なお活躍しています。
本展では、写真家生活60年を記念し、氏がこれまで撮影してきたスポーツ界のスーパーヒーローを捉えた作品から、JCIIフォトサロン収蔵品にニュープリントを加えた71点(すべてモノクロ)を展示いたします。
野球、サッカー、バスケットボール、フィギュアスケート、水泳、陸上など水谷氏のレンズを通して切り取られた各界の“HERO”たちは、栄光の頂点に立った瞬間、挫折を乗り越えた姿、極限状態での集中力など、スポーツが持つ筋書きのないドラマを見せてくれます。
撮影について「目を撮るということは、選手の心の内に迫るということ。人間の肉眼では見ることができない一瞬の世界に潜むヒューマンドラマ、それを捉えたい」と語る水谷氏。その哲学が込められた作品に写るヒーローたちは、時を経た今も変わらずヒーローのままであることを実感できます。
名だたるアスリートが人間としての限界を遥かに超え、鍛えあげた肉体を駆使して勝利を目指す激しくも美しい姿の一瞬をご覧ください。
水谷 章人(みずたに あきと)
1940年、長野県飯田市生まれ。東京綜合写真専門学校卒業。
1965年、山岳写真家でデビュー後、スキー写真、その他スポーツ全般の写真に移行。世界大会や各スポーツの世界選手権の取材多数。
2000年より若手スポーツ写真家育成を目的とした≪水谷塾≫を開始し、塾長を務めている。
多くの写真集、写真展で作品を発表。主な受賞歴に、第12回講談社出版文化賞、第3回飯田市藤本四八写真文化賞、2007年日本写真協会賞作家賞、ヤマハ発動機スポーツ振興財団スポーツチャレンジ賞功労賞など。
【主な写真集】
『極限の形像』(スキージャーナル,1976年)、『白銀の閃光』(パワーライフ ,1980年)、『THE SKI』(実業之日本社,1992年)、『THE ALPS』(山と溪谷社,2002年)、『郷愁の伊那路』(日本写真企画,2009年)、『信濃路』(日本写真企画,2016年) 他多数
【受賞歴】
1981年 第12回講談社出版文化賞
2002年 第3回藤本四八写真文化賞
2007年 2007年日本写真協会賞作家賞
2012年 ヤマハ発動機スポーツ振興財団スポーツチャレンジ賞、功労賞
【所属団体】
日本スポーツ写真協会名誉会長、日本写真家協会名誉会員、日本写真協会会員、国際スポーツプレス協会会員
タイトル
―スポーツ報道写真― 水谷章人作品展「HERO」
開催期間
2025年9月2日(火)~9月28日(日)
展示内容
写真家生活60年を記念し、水谷氏がこれまで撮影してきたスポーツ界のスーパーヒーローを捉えた作品から、JCIIフォトサロン収蔵品にニュープリントを加えた71点(すべてモノクロ)を展示。
野球、サッカー、バスケットボール、フィギュアスケート、水泳、陸上など水谷氏のレンズを通して切り取られた各界の“HERO”たちは、栄光の頂点に立った瞬間、挫折を乗り越えた姿、極限状態での集中力など、スポーツが持つ筋書きのないドラマを見せてくれる。
名だたるアスリートが人間としての限界を遥かに超え、鍛えあげた肉体を駆使して勝利を目指す激しくも美しい姿の一瞬をご覧いただく。
展示点数
71点(すべてモノクロ)
図録販売
今回展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロン受付にて販売します。または通信販売もご利用いただけます。
開館時間
10:00~17:00
休館日
毎週月曜日
入館料
無料
所在地:102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル
交通機関
東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
都営バス「都03 (四谷駅 - 半蔵門 - 日比谷 - 銀座四 - 晴海埠頭)」
都営バス「宿75 (新宿駅西口 - 東京女子医大前 - 四谷駅前 - 半蔵門 - 三宅坂)」
半蔵門停留所下車 徒歩 4 分
- 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
- 日本カメラ博物館とJCIIフォトサロンの入り口は異なりますのでご注意ください。
- 日本カメラ博物館へご来館の際は、お足もとが不自由な旨ご連絡いただければ、エレベーターにてご案内いたします。
- JR東京駅からは、
東京メトロ◎丸の内線東京駅→大手町駅にて◎半蔵門線に乗り換えると便利です。