写真展

薗部澄作品展「失われた日本の風景―故郷回想―」

開催期間:2002年3月5日(火)2002年3月31日(日)
移動販売
神奈川県津久井町 1955(昭和30)年

 JCIIフォトサロンでは、来る2002年3月5日(火)から3月31日(日)まで、薗部澄作品展「失われた日本の風景 ―故郷回想―」を開催します。

 昨年開催し好評を得た「失われた日本の風景 ―都市懐旧―」では、戦後から高度経済成長前までの都市の暮らしを中心に取り上げましたが、今回は、昭和20年代から40年代頃に捉えられた日本各地のふるさとの情景をご覧いただきます。

 薗部氏は、1996(平成8)年に他界されるまで、長年にわたり日本の風景を撮影しつづけ、貴重な映像を残されています。氏が被写体とするものは、桜や河川などの自然から街や村などの人々の姿、民俗的な工芸品などに至るまで多岐に及びますが、その根底をなすのは、「人の関わる風景」をモチーフとして、そこに脈々と息づく人間の知恵や心情といったものです。

 入念な調査と現地への取材を重ねて捉えられた風景はさりげなく、どこにでもあるように見えますが、整理凝縮された情報は移ろいゆく時間や変転しゆく空間を再現してくれ
ます。それは、変貌してしまった価値観へのアンチテーゼのように、鋭くそして優しい癒しを私たちに与えてくれるでしょう。

 今回の作品展では、農作業や漁村で働く人々の姿、祭りや行事などの生き生きとした風景、生活に密着した工芸品をつくる職人、よく遊び働く子供たちの姿など、日本各地のふるさとの情景を捉えた貴重な作品約100点(全作品モノクロ)を展示します。

薗部 澄(そのべ きよし)
1921年東京都生まれ。1943年東方社入社。1947年サン・ニュース・フォトス入社、『週刊サン・ニュース』を担当。1950年岩波映画製作所入社、『岩波写真文庫』担当。1957年岩波映画製作所を退社、フリーとなる。1968年、1989年日本写真協会年度賞受賞。1995年「冬・日本海」「冬・北海道」で文化庁芸術選奨文部大臣賞を受賞。1996年逝去、享年75歳。写真集に「北上川」「忘れえぬ戦後の日本」「日本の玩具」「ふるさと」「桜前線」など多数。

タイトル

薗部澄作品展「失われた日本の風景 ―故郷回想―」

開催期間

2002年3月5日(火)~3月31日(日)

展示内容

農作業や漁村で働く人々の姿、祭りや行事などの生き生きとした風景、生活に密着した工芸品をつくる職人、よく遊び働く子供たちの姿など、日本各地のふるさとの情景を、入念な調査と現地への取材を重ねて捉えた貴重な作品約100点(全作品モノクロ)を展示。

展示点数

約100点(全作品モノクロ)

図録販売

今回展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロン受付にて販売します。または通信販売もご利用いただけます。

開館時間

10:00~17:00

休館日

毎週月曜日(祝・祭日の場合は開館)

入館料

無料

所在地:102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル

交通機関

  • railway東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
  • railway東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
  • bus都営バス「都03 (四谷駅 – 半蔵門 – 日比谷 – 銀座四 – 晴海埠頭)」
  • bus都営バス「宿75 (新宿駅西口 – 東京女子医大前 – 四谷駅前 – 半蔵門 – 三宅坂)」
    半蔵門停留所下車 徒歩 4 分

  • 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
  • 日本カメラ博物館とJCIIフォトサロンの入り口は異なりますのでご注意ください。
  • 日本カメラ博物館へご来館の際は、お足もとが不自由な旨ご連絡いただければ、エレベーターにてご案内いたします。
  • JR東京駅からは、railway東京メトロ丸の内線東京駅→大手町駅にて半蔵門線に乗り換えると便利です。