写真展

大倉舜二写真展「Tokyo X」

開催期間:2007年4月3日(火)2007年5月6日(日)
2000.1.23 渋谷
(c)大倉舜二

 JCIIフォトサロンでは、来る2007年4月3日(火)から5月6日(日)まで、大倉舜二写真展『Tokyo X』を開催いたします。

 『Tokyo X』は、1984年にNHKが放送した、イギリスの作家ジョージ・オーウェルの小説『1984年』に関する番組をきっかけに、撮影されたものです。

 一見すると平等で秩序正しい理想的な社会だが、システムによって徹底的に管理・統制され自由が奪われたオーウェル的世界。氏の眼には、コンピューターに管理され、バーチャル化していく東京の姿と重なりました。表参道のマリアとキリスト画の上に置かれたCASHの文字、西新宿の高層ビル街に設置された監視カメラ、奇抜なメイクやファッションに身を包んだ原宿の若者など。東京という都市の姿を改めて直視した作品は、目に見えない大きなシステムに飲み込まれて行く東京や、その得体の知れないものに支配されていく人々を写し出しており、まさに現在の都市の姿を予見しているかのようです。 タイトルの『Tokyo X』は、訳がわからない東京、怪しげな影が忍び寄る東京、”謎”の東京、を意味しています。

 今回の展示では、写真集『Tokyo X』(2000年)と、オーウェル的な東京の姿を更に追求した『Tokyo Freedom』(2005年)を併せ、その中から約90点(全作品モノクロ)をご紹介いたします。

 

大倉 舜二 (おおくら しゅんじ)
1937年5月2日東京生まれ。独協高校卒業。
植物写真家、富成忠夫氏に写真の基礎を学ぶ。19歳のとき富成氏と平凡社のペリカン写真文庫『蝶』を共著。社会派『LIFE』写真家、三木淳氏に3日ほど指事。女性写真家、佐藤明氏にファッションを学び、22歳で独立、そのまま現在までフリーランス写真家。ファッション写真、料理写真、昆虫写真、生け花写真、舞台写真、ドキュメント、演劇ポスター、コマーシャルと幅広い分野で活躍中。昭和46年度第3回講談社出版文化賞受賞。昭和62年度日本写真協会年度賞受賞。

著書に『EMMA』(毎日出版)『日本の料理』『画家のおもちゃ箱』(猪熊弦一朗と共著、文化出版局)『松坂慶子写真集』『作家のインデックス』(集英社)『ONNAGATA坂東玉三郎』『七代目菊五郎の芝居』『植田いつ子の世界』(平凡社)『蝶の生態写真集 ゼフィルス24』『松本幸四郎の俳遊俳談』(朝日新聞社)『武蔵野』(シングルカット社)『Tokyo X』(講談社インターナショナル)『Tokyo Freedom』(日本カメラ社)など多数。

 

タイトル

大倉舜二写真展『Tokyo X』

開催期間

2007年4月3日(火)~5月6日(日)

展示内容

1990年から2003年にかけて撮影された『Tokyo X』(2000年)と『Tokyo Freedom』(2005年)から、約90点(全作品モノクロ)を展示します。
表参道のマリアとキリスト画の上に置かれたCASHの看板、西新宿の高層ビル街に設置された監視カメラ、奇抜なメイクやファッションに身を包んだ原宿の若者など。東京という都市の姿を改めて直視した作品は、目に見えない大きなシステムに飲み込まれて行く東京や、その得体の知れないものに支配されていく人々を写し出しており、まさに現在の都市の姿を予見しているかのようです。

展示点数

約90点(全作品モノクロ)

図録販売

今回展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロン受付にて販売します。または通信販売もご利用いただけます。

開館時間

10:00~17:00

休館日

毎週月曜日(祝・祭日の場合は開館)

入館料

無料

所在地:102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル

交通機関

  • railway東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
  • railway東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
  • bus都営バス「都03 (四谷駅 – 半蔵門 – 日比谷 – 銀座四 – 晴海埠頭)」
  • bus都営バス「宿75 (新宿駅西口 – 東京女子医大前 – 四谷駅前 – 半蔵門 – 三宅坂)」
    半蔵門停留所下車 徒歩 4 分

  • 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
  • 日本カメラ博物館とJCIIフォトサロンの入り口は異なりますのでご注意ください。
  • 日本カメラ博物館へご来館の際は、お足もとが不自由な旨ご連絡いただければ、エレベーターにてご案内いたします。
  • JR東京駅からは、railway東京メトロ丸の内線東京駅→大手町駅にて半蔵門線に乗り換えると便利です。