写真展

水谷 章人 作品展 「極限の形象」

開催期間:2007年10月2日(火)2007年10月28日(日)
(c)水谷章人

 JCIIフォトサロンでは、来る2007年10月2日(火)から28日(日)まで、水谷章人作品展「極限の形象」を開催いたします。

 水谷氏がスポーツ写真を撮り始めてから今年で40年、本格的なスポーツ写真の始まりを告げた記念碑的写真集『極限の形象』の刊行からも、はや30余年の年月が流れました。本展では40年の長きにわたって撮り続けられた膨大な作品群の中から、スポーツにおける”極限の形象”の魅力、すなわち”鍛え上げられた肉体とその動きがみせる力強さと美しさ”に焦点を当てた作品、約80点(全てモノクロ)を紹介します。選手の有名無名や競技のはやり流行・すた廃りなどに捉われず、アスリート的直感とカメラマン的本能で捉えた”極限の瞬間”と”形象の美”の数々。水谷氏の作品が持つ、圧倒的な迫力と魅力をご覧いただく展覧会です。

  スキーやスケート、ホッケーなどのアイススポーツ、水泳、水球、飛び込みなどの水中競技、サッカー、ラグビー、陸上、テニスなどのグラウンド競技、更には相撲や剣道、モトクロスまで、氏はキャリア初期から近年までの間に文字通りありとあらゆるスポーツを撮影しました。本展に網羅的に並ぶ 数々の”極限の形象”群には、ある共通の緊張感とエネルギーがみなぎっています。その力こそが、水谷氏が”スポーツ写真”を通じて捉え、伝えようとしたものなのではないでしょうか。

★作品展にともない、会期中の10月13日(土)に講演会「水谷章人スポーツ写真を語る」を開催致します。

 

水谷 章人 (みずたに あきと)
1940年長野県飯田市生まれ。1965年東京綜合写真専門学校卒業。山岳、風景、スポーツなどの分野での撮影経験を積んだのち、国内屈指のスキー、スポーツ専門のフリーランスカメラマンとして活躍、現在に至る。
主な写真集に『極限の形象』、『トップスキーヤー』、『ラグビー・泥まみれの栄光』、『白銀の閃光』、『THE SKI』、『THE GOAL』など多数。1981年に第12回講談社出版文化賞、2001年に藤本四八賞受賞、2002年に第3回飯田市藤本四八写真文化賞を受賞、今年は2007年写真協会賞作家賞を受賞した。現在、(株)マイスポーツ出版顧問、日本スポーツプレス協会会長、日本写真家協会会員、日本写真協会会員。

 

タイトル

水谷章人作品展「極限の形象」

開催期間

2007年10月2日(火)~10月28日(日)

展示内容

わが国のスポーツ写真のパイオニアとして知られ、スキーを筆頭に陸上、水泳、ラグビー、サッカー、テニス、バスケットなど、ありとあらゆる競技と選手を撮り続けた水谷氏。氏は今年、スポーツ写真40年の節目の年を迎えました。文字通り“生きる日本スポーツ写真史”とでもいうべきその偉業の中から、本展では「極限の形象」、すなわち“鍛え上げられた肉体とその動きがみせる力強さと美しさ”をテーマに、作品約80点(全てモノクロ)を紹介します。
競技種目や選手の有名・無名に捉われず、キャリア初期から近年に至るまでの写真の中から網羅的に選んだ作品群による展覧会です。時代や競技を超えて私たちを魅了するスポーツの魅力と、水谷氏が追い続けた「極限の形象」群の、圧倒的な輝きをご覧ください。

展示点数

約80点(全作品モノクロ)

図録販売

今回展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロン受付にて販売します。または通信販売もご利用いただけます。

図録はこちら

開館時間

10:00~17:00

休館日

毎週月曜日(祝・祭日の場合は開館)

入館料

無料

所在地:102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル

交通機関

  • railway東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
  • railway東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
  • bus都営バス「都03 (四谷駅 – 半蔵門 – 日比谷 – 銀座四 – 晴海埠頭)」
  • bus都営バス「宿75 (新宿駅西口 – 東京女子医大前 – 四谷駅前 – 半蔵門 – 三宅坂)」
    半蔵門停留所下車 徒歩 4 分

  • 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
  • 日本カメラ博物館とJCIIフォトサロンの入り口は異なりますのでご注意ください。
  • 日本カメラ博物館へご来館の際は、お足もとが不自由な旨ご連絡いただければ、エレベーターにてご案内いたします。
  • JR東京駅からは、railway東京メトロ丸の内線東京駅→大手町駅にて半蔵門線に乗り換えると便利です。