写真展

笹本恒子 作品展 「100人の女性たち」

開催期間:2014年9月2日(火)2014年9月28日(日)
(c)笹本恒子

 JCIIフォトサロンでは、来る2014年9月2日(火)から9月28日(日)まで笹本恒子作品展「100人の女性たち」を開催いたします。

 2014年9月に100歳を迎える笹本恒子さんは、1940年に財団法人写真協会に入社し、日本初の女性報道写真家としてスタートを切りました。平沼麒一郎首相、ヒトラーユーゲント、安保闘争の様子など、世界の要人や社会を撮影し、戦前、戦後を通じて多くのグラフ記事を寄稿しました。

 本展では、笹本さんが現役で100歳を迎えられたことを祝して、女性100名を写した笹本作品をご覧いただきます。社会の無理解や様々な困難を乗り越えそれぞれの世界で第一人者となり活躍する女性たち。その姿を若い世代に伝えたいという気持ちから、笹本さんはたくさんの女性を写し撮りました。戦後初の総選挙で立候補し女性代議士第1号となった加藤シヅエ、“ブルースの女王”と称されて戦中にも反骨精神を貫いた淡谷のり子、女流画家協会を創立して女性画家初の文化功労者となった三岸節子など、たくましくしなやかな女性ばかりです。自由、平和、美を願い求め、夢を抱いて生きた人々の軌跡がとらえられたこれらの作品群は、現代の若者にとって「どのように生きるか」を考えるうえで、ひとつのヒントになることでしょう。

笹本 恒子(ささもと つねこ)

1914年 東京府荏原郡大崎町(現・東京都品川区)生まれ
1940年 財団法人写真協会に入社し、報道写真家となる(1941年退社)
1945年 終戦と同時に疎開先の千葉市で千葉新聞社入社
1946年 東京に帰り婦人民主新聞社(渋谷)嘱託となる
1947年 フリーランスとなり、新聞・雑誌などに写真・記事を提供
1950年 日本写真家協会が創立され、会員となる
1962年 服飾コンサルタントとして「ササモト・デザイン・ルーム」開設
1967年 フラワー・デザイナーとして東京、静岡ほか、各地に教室を開設
1982年 オリジナル服、創作アクセサリーの店「アトリエ・SS」(新宿)を開店
1985年 写真展「昭和史を彩った人たち」開催を機に撮影再開
2012年 笹本恒子常設写真ギャラリー(札幌)開設

【受賞歴】
1996年度東京都女性財団賞(1997年)、第16回ダイヤモンドレディ賞(2001年)、吉川英治文化賞(2011年)、
日本写真協会功労賞(2011年)ほか多数受賞
【展示歴】
1950年 『生きたニュールック写真展』(日本橋丸善ギャラリー)
1985年 『昭和史を彩った人たち』(渋谷ドイ・フォト・プラザ)
1990年 『昭和・あの時・あの人』(三越百貨店 日本橋・札幌・大阪・広島・九州・沖縄)
1993年 『平成を生きる明治の女性達』(銀座ニコンサロン)
2001年 『素顔の三岸節子』(上田市・信濃デッサン館別館)
2004年 『昭和・あの時・あの人』(JCIIフォトサロン)
2010年 『恒子の昭和』(目黒ギャラリーコスモス)
2014年 『笹本恒子 100歳展』(日本新聞博物館)ほか国内外で多数
【写真集】
『ふだん着の肖像』(新潮社,1989年)/『昭和・あの時・あの人』(TBSブリタニカ,1990年)/『輝く明治の女たち』(NHK出版,1992年)/『素顔の三岸節子』(光村印刷,1998年)/『恒子の昭和』(小学館,2012年)/『100歳のファインダー』(東京新聞,2014年)ほか多数
【著書】
『フラワー・デザイン教室』(鶴書房,1967年)/『ライカでショット!お嬢さんカメラマンの昭和のスナップ』(鎌倉書房,1989年)/『好奇心ガール、いま97歳 現役写真家が語るしあわせな長生きのヒント』(小学館,2011年)/『お待ちになって、元帥閣下』(毎日新聞社,2012年)ほか多数


タイトル

笹本 恒子 作品展 「100人の女性たち」

開催期間

2014年9月2日(火)~9月28日(日)

展示内容

1940年に日本初の女性報道写真家としてスタートをきった笹本恒子氏。2014年9月に現役で100歳を迎えられることを祝して、氏のライフワークである明治生まれの女性を中心に、様々な分野のトップとして活躍した100人の女性の姿をご覧いただく。
戦後初の総選挙で立候補し女性代議士第1号となった加藤シヅエ、ブルースの女王”と称されて戦中にも反骨精神を貫いた淡谷のり子、女流画家協会を創立して女性画家初の文化功労者となった三岸節子など、たくましくしなやかな女性たちの姿が写されている。戦前戦後における社会の無理解や困難を乗り越え、自由、平和、美を願い求め、夢を抱いて生きた人々の軌跡を垣間見ることができる作品約100点(すべてモノクロ)を展示。

展示点数

約100点(全作品モノクロ)

図録販売

今回展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロン受付にて販売します。または通信販売もご利用いただけます。

図録はこちら

開館時間

10:00~17:00

休館日

毎週月曜日(ただし、祝日の場合は開館)

入館料

無料

所在地:102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル

交通機関

  • railway東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
  • railway東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
  • bus都営バス「都03 (四谷駅 – 半蔵門 – 日比谷 – 銀座四 – 晴海埠頭)」
  • bus都営バス「宿75 (新宿駅西口 – 東京女子医大前 – 四谷駅前 – 半蔵門 – 三宅坂)」
    半蔵門停留所下車 徒歩 4 分

  • 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
  • 日本カメラ博物館とJCIIフォトサロンの入り口は異なりますのでご注意ください。
  • 日本カメラ博物館へご来館の際は、お足もとが不自由な旨ご連絡いただければ、エレベーターにてご案内いたします。
  • JR東京駅からは、railway東京メトロ丸の内線東京駅→大手町駅にて半蔵門線に乗り換えると便利です。