写真展

鷲尾倫夫作品展「巡歴の道 オキナワ」

開催期間:2021年5月11日(火)2021年5月30日(日)
2008年5月 伊江島
「メシ食ったか」と聞かれ、首を振ると「帰りに寄れ」と家を教わった。
2018年2月 那覇市
与儀公園で。話の詰ったオジーの語りが身に残っている。

 JCIIフォトサロンでは、来る2021年5月11日(火)から5月30日(日)まで、鷲尾倫夫作品展「巡歴の道 オキナワ」を開催します。
写真週刊誌『FOCUS』創刊から20年もの間専属カメラマンとして活躍した鷲尾さんは、個展での作品発表も活発に行ってきた写真家です。今回は、沖縄を繰り返し訪れ、思索を深めながら撮影した作品をご覧いただきます。
 2011年に沖縄行きを誘われた鷲尾さんは、改めて歴史書などを読み、それまで何度も行っていたのに傍観者に過ぎなかったと気付いて心が波立ったといいます。以降、本島や諸島に幾度となく通い、戦争や基地など様々な問題に揺れる沖縄を見つめてきました。
 旅の中で巡り合った地元の方と膝を突き合わせると、歴史書とは異なる個々の体験を聞くことができました。その実感を自らも共有できないかと、石灰岩の海岸を素足で歩き、ガマ(洞窟)で一夜を過ごす体験も試みました。知り、考えながら歩き、出会った方の話をじっくりと聞く中で写されたポートレートの数々には、写された方の人生、そして、その方が生きてきた沖縄の歴史が刻まれているようです。日常に現れる真実を見つめる鷲尾さんならではの作品ばかりです。

 

鷲尾 倫夫(わしお みちお)

1941年、東京生まれ。1960年に愛知県国立高浜海員学校修了後、東洋海運(合併後新栄船舶)に入社し、1972年まで海外航路に乗船。1973年、日本写真学園研究科卒業。1981年に創刊した写真週刊誌『FOCUS』(新潮社)編集部専属カメラマンとなり、休刊まで20年間在籍。1983年より2004年まで、日本写真学園講師を務める。
受賞歴は、『伊奈信男賞特別賞』(1991年)、『編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞』(1996年)など。

主な写真展は、「東アフリカ・マガディン村の人々」(新宿ニコンサロン、1972年)、「寿町えれじい」(銀座ニコンサロン、1977年)、「顔・エトセトラ」(銀座ニコンサロン・大阪ニコンサロン、1981年)、「ヨボセヨ。」(銀座ニコンサロン、1984年)、「原色のソナタ」(ギャラリーPLACE M、2008年)、「望郷・エトセトラ」(新宿ニコンサロン、2010年)、「巡歴の道 オキナワ」(銀座ニコンサロン、2013年)、「写真週刊誌『FOCUS』がとらえた時代」(JCIIフォトサロン、2017年)など多数。

主な写真集は、『原色の町』(アイピーシー、1990年)、『写真』(ワイズ出版、2000年)、『THE SNAP SHOT』(ワイズ出版、2007年)、『原色のソナタ 1992~95 SEOUL』(PLACE M、2008年)など。

 


タイトル

鷲尾倫夫作品展 「巡歴の道 オキナワ」

開催期間

2021年5月11日(火)~5月30日(日)

展示内容

2011年から2019年まで沖縄を巡り、出会った方の話をじっくりと聞く中で写されたポートレート作品。老若男女の風貌の中に、沖縄の歴史が刻まれている。

展示点数

65点(全てモノクロ)

図録販売

今回展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロン受付にて販売します。または通信販売もご利用いただけます。

開館時間

10:00~17:00

休館日

毎週月曜日(祝・祭日の場合は開館)

入館料

無料

所在地:102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル

交通機関

  • railway東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
  • railway東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
  • bus都営バス「都03 (四谷駅 - 半蔵門 - 日比谷 - 銀座四 - 晴海埠頭)」
  • bus都営バス「宿75 (新宿駅西口 - 東京女子医大前 - 四谷駅前 - 半蔵門 - 三宅坂)」
    半蔵門停留所下車 徒歩 4 分

  • 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
  • 日本カメラ博物館とJCIIフォトサロンの入り口は異なりますのでご注意ください。
  • 日本カメラ博物館へご来館の際は、お足もとが不自由な旨ご連絡いただければ、エレベーターにてご案内いたします。
  • JR東京駅からは、railway東京メトロ丸の内線東京駅→大手町駅にて半蔵門線に乗り換えると便利です。