写真展

児玉房子作品展「1966-1981 東京、大阪そして東北で」

開催期間:2026年9月29日(火)2026年11月1日(日)
東京 浅草 1976


 JCIIフォトサロンでは、来る2026年9月29日(火)~11月1日(日)まで、児玉房子作品展「1966-1981 東京、大阪そして東北で」を開催します。

 桑沢デザイン研究所で写真家の石元泰博や大辻清司らから写真を学んだ児玉房子氏は、『世界写真年鑑 ‘70』(平凡社)の掲載を機に、1970年に富士ゼロックス(現・フジフイルムビジネスイノベーション)が発行していたPR誌『グラフィケーション』の写真担当に抜擢され、同誌終刊(2018年)までスタッフカメラマンとして活躍しました。「グラフィック」と「コミュニケーション」からなる合成語を冠し、企業誌でありながら文化誌の側面もあった同誌で、独自の視点で社会を切り取った児玉氏は、雑誌や新聞の連載等で活躍の場を広げていき、1993年に日本写真協会年度賞を受賞する他、2025年にはフランスの出版社から写真集が発売されるなど、国内外で高い評価を受けています。

 本展では、長きにわたって街と人にカメラを向けてきた児玉房子氏が、1966年から1981年の間に、東京、大阪、東北などの各地をスナップした作品60点(すべてモノクロ)を展示します。

 万博を控えた大阪、学生運動やヒッピー文化など若者たちのエネルギーが溢れる東京、地方ならではの空気が漂う東北など、児玉氏が撮影したのは、日本が高度経済成長を遂げてバブル経済へ突入していく直前の、社会が急速に変貌していく時代です。

 野球のオブジェをじっと見つめる少女、カメラに微笑みかける若い男女、長閑な田舎道を歩く母と子の姿など、日々の何気ない瞬間を写しとめた写真群は、人々の暮らしや時代の息づかいを鮮やかに伝えています。社会への関心と被写体への共感のまなざしは、同じ時代を生きる同伴者としてカメラを向ける児玉氏ならではのものでしょう。

 あの時代はもう夢のように遥か彼方だ。けれど、今向き合う時を経た写真から、人が立ち上がり語りかけるように私は思うし、さらに解決されていない事々を思い起こさせ、現在のこの空気感への問いかけをとも、願うのである。(作者挨拶文より)


児玉 房子 こだま ふさこ
1945年、和歌山市生まれ。1967年、桑沢デザイン研究所卒業。写真研究科で大辻清司に学ぶ。1970年、『世界写真年鑑 ‘70』(平凡社)の“若い眼”選出を契機に、富士ゼロックスPR誌『グラフィケーション』の写真を担当(2015年Web版を経て2018年終刊まで)。1971年、雑誌連載、その後、単行本、新聞に写真掲載。2009年から現在まで、タウン誌『うえの』(上野のれん会)に写真掲載(現在はWeb版のみ)。

【写真集】
 『クライテリア』(IPC、1990年)、『千年後には・東京』(現代書館、1992年)、『1960/80』(Chose Commune、2025年)

【個展】
 ニコンサロン、JCIIフォトサロン、相鉄ギャラリー、The Third Gallery Aya、ギャラリー・ベリタ、アート グラフ・ギャラリー 他

【グループ展】
 イタリア文化会館、東京都写真美術館、21世紀金沢美術館 他

【パブリック・コレクション】
 東京都写真美術館、JCIIフォトサロン、ニューヨーク近代美術館(MoMA)

【受賞歴】
 1993年 写真集・写真展『千年後には・東京』で日本写真協会年度賞
 1995年 第三回桑沢賞


タイトル

児玉房子作品展「1966-1981 東京、大阪そして東北で」

開催期間

2026年9月29日(火)~11月1日(日)

展示内容

長きにわたって街と人にカメラを向けてきた児玉房子氏が、1966年から1981年の間に、東京、大阪、東北などの各地をスナップした作品を展示。
野球のオブジェをじっと見つめる少女、カメラに微笑みかける若い男女、長閑な田舎道を歩く母と子の姿など、日々の何気ない瞬間を写しとめた写真群は、人々の暮らしや時代の息づかいを鮮やかに伝える。社会への関心と被写体への共感のまなざしは、同じ時代を生きる同伴者としてカメラを向ける児玉氏ならではの作品。

展示点数

60点

図録販売

今回展示される作品を収めた図録を制作し、フォトサロン受付にて販売します。または通信販売もご利用いただけます。

開館時間

10:00~17:00

休館日

毎週月曜日(10/12は開館)

入館料

無料

所在地:102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル

交通機関

  • railway東京メトロ◎半蔵門線半蔵門駅下車 4 番出入口より徒歩 1 分
  • railway東京メトロ◎有楽町線麹町駅下車 3 番出入口より 徒歩 8 分
  • bus都営バス「都03 (四谷駅 - 半蔵門 - 日比谷 - 銀座四 - 晴海埠頭)」
  • bus都営バス「宿75 (新宿駅西口 - 東京女子医大前 - 四谷駅前 - 半蔵門 - 三宅坂)」
    半蔵門停留所下車 徒歩 4 分

  • 駐車場はございませんので、お車でのご来館はご遠慮ください。
  • 日本カメラ博物館とJCIIフォトサロンの入り口は異なりますのでご注意ください。
  • 日本カメラ博物館へご来館の際は、お足もとが不自由な旨ご連絡いただければ、エレベーターにてご案内いたします。
  • JR東京駅からは、railway東京メトロ丸の内線東京駅→大手町駅にて半蔵門線に乗り換えると便利です。

 

掲載日:2026年8月12日(水)