当館について

2021(令和3)年の歴史的カメラ

JCII 日本カメラ財団が2021年の「歴史的カメラ」5機種を選定

一般財団法人日本カメラ財団が主催する「歴史的カメラ審査委員会(委員長:谷野 啓)」は、2021年の「歴史的カメラ」として、以下の5機種を選定いたしました。


「歴史的カメラ」とは、日本のカメラの発展の歴史を永く世に留めるために選定するものです。

 「技術史的に意義のある日本最初の試みがなされているもの」
 「市場において特に人気を博するなど、歴史的にみて意義のある」

とみなしうる国産カメラを、中立的な立場にある専門家や学識経験者から構成される「歴史的カメラ審査委員会」によって、一年間に発売された新商品すべてを対象として審査・選定しています。

1903(明治36)年~2003(平成15)年に発売された日本の歴史的カメラを1冊の本にまとめた「日本の歴史的カメラ 増補改訂版」、2004(平成16)~2008(平成20)年に発売された日本の歴史的カメラを1冊の本にまとめた「日本の歴史的カメラ 増補版(2004~2008)」も好評発売中です。

好評発売中
「日本の歴史的カメラ 増補改訂版」
「日本の歴史的カメラ 増補版(2004~2008)」

2021年の歴史的カメラに選定したカメラ(全5機種)

 
■「ソニー α1」  

ソニー 3月19日発売
◆5010万画素 35.9 x 24.0ミリ CMOS ◆CFexpress Type A、SD  ◆電子ビューファインダー、3.0型液晶モニター
5010万画素でAF/AE追従しながら毎秒30コマの高速連写が可能。また、フラッシュ撮影時にメカシャッターで1/400秒、電子シャッターで1/200秒まで同調する機能を備える。

■「ペンタックス K-3 Mark Ⅲ」  

リコーイメージング 4月23日発売
◆2573万画素 23.3×15.5ミリ CMOS ◆SD(ダブルスロット) ◆一眼レフ、3.2型液晶モニター
高屈折率ガラスペンタプリズムの採用で倍率約1.05倍の視野率約100%光学ファインダーを備えたデジタル一眼レフカメラ。

■「キヤノン パワーショット PICK」
キヤノン 11月26日発売
◆1170万画素 1/2.3型 CMOS ◆マイクロSD ◆ファインダーなし
パン・チルト・ズーム機構を備え、周囲にいる人物の顔を認識し、構図や表情を判断して自動で撮影する機能や、音声コマンド入力によるカメラ操作機能を持つデジタルカメラ。

■「キヤノン EOS R3」  
キヤノン 11月27日発売
◆2410万画素 36.0×24.0ミリ CMOS ◆CFexpress Type B、SD ◆電子ビューファインダー、3.2型液晶モニター
デュアルピクセルCMOS AFに対応した自社開発の裏面照射積層フルサイズセンサーを搭載し、視線の位置にAFフレーム・AFエリアを移動する機能、最高1/64000秒の電子シャッターを備えるミラーレスカメラ。

■「ニコン Z 9」  

ニコン 12月24日発売
◆4571万画素 35.9×23.9ミリ CMOS ◆CFexpress Type B、XQD ◆電子ビューファインダー、3.2型液晶モニター
フラッグシップ機でメカシャッターレスとしたミラーレスカメラ。

 


リストについて

選定機種リストは順位を表すものではなく、発売日順です。選定されたカメラに順位はありません。

記憶媒体:「SD」=SDメモリーカード(SDHC、SDXC、MMC等含む)、「XQD」=XQDメモリーカード

画素数は有効画素数(約)です。

動画記録を主とした機種、スタジオ用デジタルバックなどはのぞきます。またメーカー名から「株式会社」は省略させていただきました。2001年7月より画素数表記について有効画素数を第一に表記することに制定。(日本写真機工業会・現CIPA)

カメラ名及びメーカー名は発売時の名称です。

 

歴史的カメラ審査委員 (五十音順・敬称略)
谷野 啓 日本カメラ博物館 館長(委員長)
市川 泰憲 写真技術研究家
河田 一規 カメラ評論家、写真家
河野 和典 カメラ評論家
豊田 堅二 カメラ評論家
中村 文夫 カメラ評論家
萩原 史郎 写真家
山本 晃 東京工芸大学名誉教授