常設展

津波被災跡から発見されたカメラ展示のお知らせ

開催期間:2019年2月20日(水)
2011年3月11日 東日本大震災
岩手県陸前高田市の津波被災跡から発見されたカメラ
被災したカメラ(ニコン F2 フォトミック)
被災したカメラ(ニコン F2 フォトミック)
被災したカメラ(ニコン F3 ハイ・アイポイント)

被災したカメラ(ニコン F3 ハイ・アイポイント)

この2台のカメラは、岩手県陸前高田市在住の元消防職員、志田信一氏が所有していたものです。
2011年3月11日の東日本大震災で陸前高田を襲った津波に自宅が巻き込まれ、家財とともに流されてしまいましたが、4月下旬に自宅庭先の瓦礫のなかから発見されたとのことです。津波の被害を伝えるために清掃はせず、泥にまみれたまま大切に保管されていました。

このたび志田氏のご厚意により、公益社団法人日本写真家協会を通じ、日本カメラ博物館へと寄贈されました。

このカメラは現在、常設展にて展示中です。